絵画修復・保存工房 和蘭画房株式会社
restoration
access
case
condition check
service
service
mail
home > 修復とは
著作権について
免責事項
プライバシーポリシー
サイトマップ
ご相談
会社概要
このサイトについて
リンク
∇はじめての方へ
∇ライフスタイル-アートと暮らす
∇和蘭画房Q&A
∇お宅の絵は大丈夫?劣化防止対策
∇ご存知ですか?絵の傷むしくみ
∇修復プラン例
∇注意事項
∇お取引先一覧
メールでのお問い合わせはコチラ
絵画修復工房 株式会社 和蘭画房
Conservation Studio of Fine Arts
本社所在地: 〒621-0007 
亀岡市河原林町河原尻東垣内61−1
電話番号: 0771-56-8144
FAX番号: 0771-56-8143
 

修復とは   あらゆる修復活動を支える理念と技術

修復活動における理念
世界のあらゆる国ごとに歴史・文化や風土が異なるのと同じように、「修復」という特殊なしごとについてもさまざまな考え方や理念が存在します。しかし芸術活動本場の舞台であるヨーロッパ諸国においては、ほぼ共通した理念に基づいた修復活動が行われています。
ここではその例として、イタリアにおける修復についての理論をご紹介いたします。
修復活動における理念
可逆性 -Reversibility-
作業をする時の留意点として、次回の修復作業のことを想定した修復を行う必要があります。修復を施した箇所を取り除き、かならずいつでも修復する前の状態に戻せるようにしておかなければならないといった、可逆性の原則です。
治した箇所をいつでも取り除けるように修復する、というのは不思議な感じがするかもしれません。例えば、今回の修復作業からさらに年月が経ったあとで、いったんきれいに修復を施した箇所でも、補修した絵具自体が変色を起こしてしまったり、もともとの絵具やキャンバスの劣化がさらに進行したりして、再び新しく修復措置を行う必要が出てきた場合に、過去の修復痕が邪魔になることがあります。
また現在行っている修復は、現時点ではもっとも最善の処置ではありますが、修復における材料や技術は日々進歩しているため、将来的には現在よりももっと優れた修復が出来るようになるという可能性を考慮しておく必要があります。
そのためにも、修復箇所は、取り除いて元に戻せるようにしておく必要があるのです。
適合性/互換性 -Compatibility-
修復に使用する画材や素材については、化学的・物理的な基準におけるその素材とオリジナルの部分との適合性・互換性を充分に考慮して選定していきます。もしも修復素材とオリジナルの部分との相性が良くないと、せっかく修復してもそれが原因で化学変化を起こしてしまい、かえって劣化が進行してしまう可能性があります。修復に用いる素材ひとつにしても、厳重に選定したうえで使用しなければなりません。
最低限の処置 -Minimum Integration-
修復を施す箇所・程度はなるべく最小限に抑え、過度な処置はしないように作業をしていきます。たとえば、オリジナル作品の構図の上に上塗りをして別の構図にするといったような、オリジナル作品自体に手を加える行為をすることはできません。どれだけ少ない補正で適切な処置ができるかが、修復の良し悪しの決め手となります。
www.hollandgwabo.com